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九段 芹沢博文
食事とおやつについて
その他
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芹沢は持参の弁当をひろげる。いまどき弁当持参は珍しい。
「好きなものを食べたいだけのことですよ」
放胆に見え、細心だ。あの知略の勇将、信長のように。
(出典:週刊文春1973/8/20
天狗太郎観戦記より 適宜改行を施した)
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大先生は東急の五島慶太に将棋を教えていた。けいこの日には、よく私を連れてって、帰りには必ず団子をごちそうしてくれた。
道玄坂を上ったところに太田屋というダンゴ屋があり、そこへ立ち寄っては、きまってダンゴを二本ずつ、そしてお茶を注文する。
私は育ち盛り、食い盛り、二本ぐらいのダンゴなどたちまちたいらげてしまう。
大先生はダンゴが好きなのか嫌いなのか、ゆっくりゆっくり食べている。
皿の上にはもう一本、手つかずで残っている。それを大先生は私にくれる。
結局、私が三本、大先生が一本、というのがワンパターンだった。
(出典:「棋士という人生 傑作将棋アンソロジー」大崎善生編 新潮社 2016 p.95より 適宜改行を施した)
※大先生=金易二郎、私=芹沢博文、大師匠と孫弟子のエピソード
トーナメント戦
年度 |
期 |
棋戦 |
|
氏名 |
段位 |
|
|
1973 |
01 |
名将戦 |
予選B1-1組2回戦 |
芹沢博文 |
八段 |
○勝浦 昼食:持参した弁当 |
3回戦進出 |
1965 |
15 |
王将戦 |
2次予選2組1回戦 |
芹沢博文 |
八段 |
○塚田 昼食: 夕食:(夕食休憩なしで指し継ぐ) |
2組決勝進出 |
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