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名誉九段 高柳敏夫
食事とおやつについて
その他
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夕食会、両対局者は高柳名誉九段の
「阪田・木村戦の南禅寺の決戦の記録係を務めた。持ち時間は三十時間、対局日数は七日間。少年だった私は、とにかくおなかがすいて」
(出典:「第七期竜王決定七番勝負」読売新聞社1995 p.134より)
第7期竜王戦第6局1日目の話
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立会人の高柳敏夫八段が前夜祭の席で、変な句をひねった。
―谷川や カニとエビとのはさみ討ち
―高橋や イカとタコとのはさみ討ち
いまフィーバーしている"TT"が苦手としている食べ物だ。
※第24期王位戦第二局前夜祭での話
(出典:将棋マガジン昭和58年10月号より 適宜改行を施した)
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私が初めて高柳家を訪れた時は療養中で、芹沢博文と徹夜で遊び、芹沢が朝飯を食べに高柳家に行くと、私もついて行き、同じものを食べさせてもらった。
昭和二十七年頃は食べ物も乏しい時代で、卵など貴重品だった。その卵を味噌汁に落とし、あたたかいご飯を腹一杯食べさせてくれた。
今にしてわかるのだが、主人が結核に病んで、家庭は大変だっただろう。にもかかわらず、私のような子供に親切にしてくれた。
高柳も夫人も心やさしかったのである。
(中略)
美食家だったから、いい店をいろいろ知っていて、何かの折に私たちにご馳走してくれた。
将棋会館の近くの青山通りに、なじみのうなぎ屋があり、将棋会館で気の合いそうなメンバーがそろったとき、連れて行ってくれた。
高柳が、酒とうなぎに、特に肝焼を頼んでくれた。香の物を肴に酒を飲みながら、高柳が
「うなぎ屋で催促するのは、野暮のすることだ」
なんて話をしているうちに、肝焼が来た。みんな待ちかねていたから、さっそく串をくわえた。
それを見計らって、高柳は
「ここのは天然うなぎだから、うまいだろ。だけど、肝にはときどき釣り針が混じっているんだ」
と、さらりと言った。瞬間、一同の、もぐもぐさせていた口が動かなくなった。
私は昔からさんざんご馳走になって、高柳流のもてなし術をよく知っているから、一切気にせず、みんなが食べ残したものまで全部いただいた。
(出典:「最後の握手」河口俊彦 マイナビ 2013 p.123,133より 適宜改行を施した)
トーナメント戦
年度 |
期 |
棋戦 |
|
氏名 |
段位 |
|
|
1953 |
03 |
産経杯 |
2回戦 |
高柳敏夫 |
八段 |
●大野 昼食:牛乳2本 夕食: |
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